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企業レベルで設計する「ITアーキテクト」

『企業のニーズをカタチにする!ITアーキテクト』

企業レベルで設計する「ITアーキテクト」

ITアーキテクトとは

ITの深い知識を武器にユーザー企業の戦略や業務効率化に必要なシステム全体を設計し、それを実現するためのインフラやアプリケーションの設計・構築を行う仕事です。アーキテクトとは、元々は建築分野で使われる言葉であり、建築家や建築士を意味します。大きな建築物は構造が複雑で設計技術が問われます。それと同じようにITシステムも様々な技術やアプリケーションがある中でシステム全体の性能や耐久性、保守、運用を設計できる人材が必要となりました。
ITアーキテクトは、変化の激しいIT業界において企業のシステムを安全かつ確実に運用するための重要な役割を担っています。

ITアーキテクトの役割

ITアーキテクトは、複雑化するシステムを限られたリソースの中で業務内容の変化や時代の流れに迅速に対応するべくユーザー企業レベルで一貫した設計を施し、法改正や経営変化に柔軟に対応できるシステムを設計しなければなりません。また、プロジェクトの管理も重要な役割であり、開発企業の選定や手順、仕様策定までプロジェクトの成功に関わる全ての役割を担います。

仕事内容

ITアーキテクトは、システムの企画・設計・構築完了まで関わらなければなりません。まず、スケジューリングや品質基準の策定、体制の構築などからはじめていきます。細かいところでは、開発言語の選定や設計手法、ツールについてまでITアーキテクトが決めます。これらをきちんと確定してからプロジェクトを進めなければ品質や保守において問題が発生するためです。
次に要件定義があります。レスポンスは何秒以内にするか、データ容量、システムを利用するユーザー数などを細かく決めていきます。要件定義に不備があると、システム全体が使い物にならなかったり、後々に仕様変更や追加が発生してスケジュールに影響を与えます。また、正常稼働時間(MTBF)や稼働停止時間(MTTR)などシステムが業務に与える影響を定量化し、それに従って冗長化などの施策を施していきます。要件定義がしっかりしていれば次の工程であるシステム設計がスムーズに進みます。システム設計は、より具体的なハードウェアやソフトウェアの選定、仕様書などを作成していきます。エンジニアの個々に左右されないようにサンプルやテンプレートを揃えて準拠させることも大切な仕事です。
次にソフトウェア設計に入りますが、ここからはシステムエンジニアやプログラマの力を借りることもあるでしょう。フローチャートや画面設計など開発を進める前に細かなレベルまで仕様を作りこむことが大切です。そして、最後に完成したものをテストします。最近ではテスト専門の技術者を投入する企業も増えているようですが、全体の責任はITアーキテクトが担います。
これだけの仕事をこなすITアーキテクトですから、システム完成に大きな影響を与えるとても重要な人材であることがわかります。

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